[ルール]採点方法/フィギュアスケート競技会の審判団(ジャッジ)

黄色背景部分が前年シーズンからの変更

イベントレフェリー

フィギュアスケートの競技会の審判団は、3つの種類のレフェリーで構成されています。協議会と審判団の監督責任があるレフェリーをイベントレフェリーと言います。

人数
  • 1名
業務
  • 競技会と審判団の監督を行う。
備考
  • ISUが主催する大会の場合は、ISU会長が任命する。

技術審判(テクニカル・パネル)

基礎点の判定をする技術審判(テクニカル・パネル)は、最大で3人までと決められています。その中には、2つの種類の審判があります。

テクニカルコントローラー

人数
  • 1名
業務
  • 技術審判員の判断が食い違う場合には意見の取りまとめを行う。(技術審判員の意見が割れた場合は、テクニカルコントローラー、テクニカルスペシャリスト、アシスタントテクニカルスペシャリストの3名による多数決で決定する。)
  • 入力された基礎点のデーターの中に、誤りがないか確認する。
  • ジャンプの繰り返し違反(ザヤックルール)などの特殊な違反がないか確認する。
備考
  • ISUが主催する大会の場合は、ISU会長が任命する。
  • イベントレフェリーとは異なる国から選出される。

テクニカルスペシャリスト及びアシスタントテクニカルスペシャリスト

人数
  • 1~2名
業務
備考
  • ISUが主催する大会の場合は、ISU会長が任命する。
  • イベントレフェリーとは異なる国から選出される。

演技審判

人数
  • 最大9名
業務
備考
  • オリンピックとISU選手権はISU会長が任命する。
  • 国別対抗戦とグランプリシリーズは、開催国のスケート連盟が任命する。