目次
2018-19シーズン
黄色背景部分が前年シーズンからの変更
演技時間
4分00秒 ±10秒
ジャンプの必須要素
フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)では、7つのジャンプ要素が含まれる。
最大で7つのジャンプ要素(回転数は自由)
下記の条件を踏まえて最大7つまで可能。
- 1つはアクセル型ジャンプでなければならない。(または含まなければならない。)
- ジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークェンスは、最大3回まで。
- 3連続のジャンプ・コンビネーションは、そのうち1つまで。
- ジャンプ・シークェンスは、そのうち1つまで。
備考
- 演技後半に行われたジャンプ要素は、基礎点が1.1倍になる。(しかしながら,この係数を適用するのは,フリースケーティングではプログラム後半に行われたジャンプ要素のうち最後の3つのジャンプ要素のみである。)
- ジャンプはいかなる回転数、いかなる種類でも良い。
- いかなるダブル(2回転)も、全部で2回を超えて含んではならない。
- すべてのトリプル(3回転)およびクワドラプル(4回転)のうち、2種類のみを2回行うことができる。その2種類の繰り返しのうち,1種類のみクワドラプル(4回転)を繰り返すことができる。2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークェンスでなければならない。
スピンの必須要素
フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)では、3つのスピン要素が含まれる。
最大で3つのスピン要素(種類は自由)
下記の条件を踏まえて最大3つまで可能。
- すべてのスピンは、異なる性質のものでなければならない。
- そのうち1つはスピン・コンビネーション、1つはフライング・スピンまたはフライング・エントランスのスピン、1つは単一姿勢のスピンでなければならない。(例えば、スピン・コンビネーション「CCoSp」、フライング・スピン「FCCoSp」、単一姿勢のスピン「FCSp」はOK。)
備考
- 上記条件に違反の場合、後に行われたスピン要素が無価値となる。
- スピンは要求された最少の回転数を回らなければならない。(フライング・スピンや単一姿勢のスピンは6回転、スピン・コンビネーションは10回転しなければならない。)
- 要求された最少回転数は、(単一姿勢のスピンとフライング・スピンのファイナル・ワインドアップを除いて)スピンに入ったときからスピンの終了まで数えられる。
- スピン・コンビネーションと単一姿勢のスピンにおいては、足換えは任意である。
- スピン・コンビネーションにおいては、異なる姿勢の数は自由である。
ステップの必須要素
フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)では、2つのステップ要素が含まれる。
ステップ・シークェンス
氷面を十分に活用したステップ・シークエンスを1つ。
備考
- どのような種類のステップ・シークェンスを行うかの選択は全く競技者の自由である。
- ステップ・シークェンスの中でジャンプを行ってもよい。
- 短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ・シークェンスの要件を満たすとはみなされない。
- ステップ・シークェンスは、はっきりと認識できるものであり氷面のほぼ全体を活用して行われなければならず、短辺フェンスから短辺フェンスへの長さを1回(例えば、ストレート・ライン、サーペンタインまたは類似の形状)または長辺フェンスから長辺フェンスへの幅を2回(例えば、サーキュラー(円、楕円)または類似の形状)活用しなければならない。
コレオグラフィック・シークェンス
氷面を十分に活用したコレオグラフィック・シークェンスを1つ。
備考
- ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッド・イーグル、イナ・バウアー、ハイドロブレーディング、最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成される。
- コレオグラフィック・シークェンスに含まれるリストにある要素はコールされずボックスを占めない。
- パターンは制限されないが、シークェンスがはっきりと分かるものでなければならない。
- テクニカル・パネルは、コレオグラフィック・シークェンスが最初のスケーティング動作で始まり(そのコレオグラフィック・シークェンスがプログラムの最後の要素でない場合)次の要素の準備により終了したと判断する。
- コレオグラフィック・シークェンスは、ステップ・シークェンスの前後いずれに行ってもよい。
- この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOEのみで評価される。
2017-18シーズン
演技時間
4分30秒 ±10秒
ジャンプの必須要素
フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)では、8つのジャンプ要素が含まれる。
最大で8つのジャンプ要素(回転数は自由)
下記の条件を踏まえて最大8つまで可能。
- 1つはアクセル型ジャンプでなければならない。(または含まなければならない。)
- ジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークェンスは、最大3回まで。
- 3連続のジャンプ・コンビネーションは、そのうち1つまで。
- ジャンプ・シークェンスは、そのうち1つまで。
備考
- 演技後半に行われたジャンプ要素は、基礎点が1.1倍になる。
- ジャンプはいかなる回転数、いかなる種類でも良い。
- いかなるダブル(2回転)も、全部で2回を超えて含んではならない。
- すべてのトリプル(3回転)およびクワドラプル(4回転)のうち、2種類のみを2回行うことができ、2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークェンスでなければならない。
スピンの必須要素
フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)では、3つのスピン要素が含まれる。
最大で3つのスピン要素(種類は自由)
下記の条件を踏まえて最大3つまで可能。
- すべてのスピンは、異なる性質のものでなければならない。
- そのうち1つはスピン・コンビネーション、1つはフライング・スピンまたはフライング・エントランスのスピン、1つは単一姿勢のスピンでなければならない。(例えば、スピン・コンビネーション「CCoSp」、フライング・スピン「FCCoSp」、単一姿勢のスピン「FCSp」はOK。)
備考
- 上記条件に違反の場合、後に行われたスピン要素が無価値となる。
- スピンは要求された最少の回転数を回らなければならない。(フライング・スピンや単一姿勢のスピンは6回転、スピン・コンビネーションは10回転しなければならない。)
- 要求された最少回転数は、(単一姿勢のスピンとフライング・スピンのファイナル・ワインドアップを除いて)スピンに入ったときからスピンの終了まで数えられる。
- スピン・コンビネーションと単一姿勢のスピンにおいては、足換えは任意である。
- スピン・コンビネーションにおいては、異なる姿勢の数は自由である。
ステップの必須要素
フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)では、2つのステップ要素が含まれる。
ステップ・シークェンス
氷面を十分に活用したステップ・シークエンスを1つ。
備考
- どのような種類のステップ・シークェンスを行うかの選択は全く競技者の自由である。
- ステップ・シークェンスの中でジャンプを行ってもよい。
- 短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ・シークェンスの要件を満たすとはみなされない。
- ステップ・シークェンスは、はっきりと認識できるものであり氷面のほぼ全体を活用して行われなければならず、短辺フェンスから短辺フェンスへの長さを1回(例えば、ストレート・ライン、サーペンタインまたは類似の形状)または長辺フェンスから長辺フェンスへの幅を2回(例えば、サーキュラー(円、楕円)または類似の形状)活用しなければならない。
コレオグラフィック・シークェンス
氷面を十分に活用したコレオグラフィック・シークェンスを1つ。
備考
- ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッド・イーグル、イナ・バウアー、ハイドロブレーディング、最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成される。
- コレオグラフィック・シークェンスに含まれるリストにある要素はコールされずボックスを占めない。
- パターンは制限されないが、シークェンスがはっきりと分かるものでなければならない。
- テクニカル・パネルは、コレオグラフィック・シークェンスが最初のスケーティング動作で始まり(そのコレオグラフィック・シークェンスがプログラムの最後の要素でない場合)次の要素の準備により終了したと判断する。
- コレオグラフィック・シークェンスは、ステップ・シークェンスの前後いずれに行ってもよい。
- この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOEのみで評価される。